- 36.創立20周年挨拶
- 35.小郡ライオンズクラブ様より福祉車両寄贈
- 34.7回目の更新を終えて
- 33.小郡ライオンズクラブ様からのご寄付にあたり
- 32.コロナ禍での地域支援活動
- 31.移送サービス(福祉有償運送事業)の新車稼働
- 30.地域の支え合いで緊急時を乗り越える
- 29.緊急時の地域資源として地域で支えあうオープンスペース
- 28.10年先を見据えた体制作り
- 27.10周年を迎えて
- 26.ふれあいオリンピック
- 25.新福祉車両稼動へ
- 24.スプリングスクールを終えて
- 23.ほっと一息
- 22.感激、興奮の野球に大満足!
- 21.福祉車輌への想い
- 20.桜の花の咲く頃に(2010)
- 19. 埼玉西武ライオンズ“帆足和幸”選手来訪
- 18. サポネットの夏休みの出来事(2009)
- 17. スプリングスクール(2009)を終えて
- 16. 年末の出来事にて
- 15. 「サポネットおごおり」の平成19年度を振り返って
- 1. センター長のひとりごと
令和6年7月に「サポネットおごおり」は創立20周年を迎えました。
平素より、皆様には多岐にわたるご支援を賜り、御礼を申し上げます。
創立20周年を振り返ってみますれば、平成16年7月に開所しました小郡市障害者生活支援センター
「サポネットおごおり」は3名の職員でスタートしました。
平成18年からは障害者福祉の変革期と重なり、障がい者自立支援法から障がい者総合支援法に変わる
激変の時代を乗り越えて現在職員は14名雇用しています。
市の委託業務が増えたのはもちろんのこと行政と一緒に障がい児・者や中途障がい者の方たちが、地
域で安心して生活できるように生活支援を行う事を目標に頑張っています。
「サポネットおごおり」の設立に係る内容をお話ししたいと思います。
「あすてらす」が開所する1年程前から(平成15年7月)市内障がい者10団体の代表の方と市から委託
を受けての運営についての会議を行いました。
市障がい者福祉係長や市同研係長、社協の係長と私です。私は、市の職員でもなく知的障がい者施設
に24年間勤める職員でしたが、住んでいます小郡市の方で事業所を起こしたいと動いている最中でし
た。
縁あって声をかけて頂き、「あすてらす」の一室に障がい者の福祉センターを作る事は団体からの要
望でできる事を聞きました。毎回1回の会議にて、団体との意見交換を行いながら出てきた意見が
① 相談業務は3障がい(精神・身体・知的)を行う。
② 事業所内に障がい者がいつでも過ごせるスペースを設ける。(オープンスペースの設置)
③ 市内に障がい者が利用できるサービスが少ない。委託を行いながらサービス(事業)を起こせる法
人を作る。(NPO法人を設立し福祉有償運送事業を起こす)
との目標が決まりました。
私を知ってもらうまた、団体の思いを知る事が出来た非常に大事な1年間と思います。平成16年7月に
開所後10月にNPO法人の認可を頂き、平成17年3月に福岡県で初めて福祉有償運送事業を行ってい
ます。
市内の障がい児・者と特定疾患の患者さんが外出支援で利用できるサービスです。現在19年目になり
ますが、福祉車両3台と職員3名で運行し、280名の会員さんに大変喜ばれています。
また、平成16年7月に開所しました相談業務とオープンスペース業務は平成18年4月からの障がい者自
立支援法から激変の時代に突入し、市委託業務が大幅に増え、オープンスペースの分離及び事務所の
移転を行っています。
あっという間の20年ですが、職員や団体様に支えられてきたと思います。
創立20周年の節目を迎える事が出来たのも、皆様のご支援があってのことと改めて皆様のご厚情に深
く感謝申し上げる次第です。
最後に皆様のご健勝とご発展を祈念するとともに、今後とも変わらぬご支援程お願い申し上げます。
センター長 古賀敏幸