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29.緊急時の地域資源として地域で支えあうオープンスペース

 2月下旬、新型コロナウィルス感染拡大防止のため急遽学校が臨時休校となり、小郡市福祉課でも在宅障がい児への対応について緊急会議が行われました。障がい児・者の事業所や保護者、ボランティア等で構成している「自立支援協議会」の児童ワーキングチーム代表(放課後等デイサービス事業所)や地域活動支援センターⅠ型があるサポネットおごおり、障がい児のタイムケア事業やボランティアセンターを行っている社会福祉協議会が参加しました。早速、翌日次の4項目を市内の放課後等デイサービス事業所にアンケートを依頼すると同時に福祉課から市内学校への受け入れ状況を確認を行いました。

 ①市内の学校(特別支援クラス等)の受け入れがどの位あるか

 ②放課後等デイサービス事業所の受け入れがどの位可能なのか

 ③保護者が対応できない障がい児はどの位いるのか

 ④何処も利用できない障がい児は地域資源で対応できないか

その結果、幸いに学校での午前中の受け入れが可能になり、午後からは放課後等デイサービス事業所へのスムーズな利用ができ、今は平常通りに過ごされているので一安心です。また、保護者が日中対応できない障がい児についてはボランティアが付き添い「あすてらす」やサポネットのオープンスペース(地活Ⅰ型)で過ごされています。

 緊急時は地域で支えあえることが一番だと考えました。

                                  サポネットおごおり センター長 古賀 敏幸