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27.10周年を迎えて

~ 10周年を迎えて ~

 

 

 「サポネットおごおり」は平成167月に誕生し、今年で早10年を迎えました。小郡市や関係機関、各団体の皆様、理事や社員の皆様方に支えられての10年間だったと思います。

 


思い起こせば、ちょうど開設の1年前から小郡市障害者生活支援事業運営委員会(市内障害者10団体参加)に市担当者と一緒に参加した時に「委託事業だけではなく、障害児()の地域生活を支援する事業はできないか!」との要望があり、NPO法人格を取得しました。

 


当初は3障害(身体・知的・精神)の相談とオープンスペースの提供からはじめ、障害者福祉施策の制度が変わる時期と重なり、その後いろいろな事業をサポネットが受託して、現在は、下記の事業を行い10名の職員が携わっています。

 


  ① 移送サービス「小郡市福祉有償運送事業」は、NPO法人独自の事業として九福福第1号の番号を戴き、

    現在305名の利用登録者があり、福祉車両3台と5名の運転者で行っています。

 

 

  ② 相談事業は、制度の変化と共に委託事業も増え、一般相談・計画相談、認定調査、自立支援協議会

    事務局、生活支援事業、その他会議等を4名の相談支援専門員にて行っています。

 

 

  ③ オープンスペース(地域活動支援センターⅠ型)は2名の職員体制で、月2回の休館日以外は

    土・日・祭日も開所し、市内外の人達を受け入れています。

 

 

  ④ 長期休暇中のデイサービス事業(グローカルネットワークおごおり)は、市福祉課・市社協・こぐま福祉

    会・サポネットおごおりの4団体で始めて、現在は、地域のボランティアやボランティア団体の協力の

    基に、年間10日間ほど実施しています。

 

 

私の「原点回帰」は、“利用者主体”10年目を迎えるに当たり、これを

モットーにこれからも微力ながら邁進していきたいと思います。

 

 

 念願の「グループホーム」の設立は、まだ達成していませんが、

実現に向けて、根気よく1歩1歩確実に歩いていきたいと思います。

 

 

 

  平成26年8月1日 センター長 古賀敏幸