HOME > センター長のひとりごと > 30.地域の支え合いで緊急時を乗り越える
30.地域の支え合いで緊急時を乗り越える

 

《地域の支え合いで緊急時を乗り越える》

 3月は新型コロナウィルス感染拡大防止のため、市内障がい児・者の事業所の皆さんは神経をとがらせながら対応に

慮されていました。特に放課後等デイサービス事業所の皆さんは学校が休校しているため、午前・午後とフル回転で

援員さんは疲弊されている状態でした。そこで「自立支援協議会」として現状を把握したいと考えアンケート調査を

いましたところ、マスクや消毒液不足の深刻化が判りました。特にマスクは、使用済のマスクを消毒し再利用されて

染予防をするなど苦慮されている現状を拝察しました。そこで早速、障がい福祉係を通じて小郡市へマスクの提供を

願いしましたところ、市に寄付されていた不織布マスク2,500枚を自立支援協議会へ頂くことが出来ました。

また、消毒液についてはNGO団体にお願いし、次亜塩素酸(20ℓ)を頂きマスクと合わせて事業所へ配布しています。

緊急時の協力は本当にありがたく、ひと安心しました。発信する事の大切さと協力者の情報キャッチが上手くマッチン

グした結果と思います。

 まだ緊急事態宣言が解除されたとは言え油断できず、先行きが見えない状態ですが、市を含めた皆さんで現状を共有

し、地域で支え合うことが一番と考えました。

 

サポネットおごおり  センター長 古賀敏幸